事件の概要:
第G913774號商標「EagleBurgmann」はEAGLEBURGMANN GERMANY GMBH&CO.KGが機械部品やポンプ、圧縮機のシール用設備などを指定商品とする登録商標であり、その権利の更新期限は2026年8月25日である。第13760797號商標「GRUNDFOS」はGRUNDFOS HOLDING A/kSがポンプ(機器、エンジンまたはモーター部品)などを指定商品とする登録商標であり、その権利の期限は2025年8月20日である。第7652880號商標「格蘭富」は格蘭富水泵(上海)有限公司がベアリング(機械部品)、機械シール部品を指定商品とする登録商標であり、その権利の期限は2025年10月20日である。
2020年6月9日、商標権者からの訴えに基づき、江蘇省張家港保稅區市場(chǎng)監督管理局は公安部門(mén)と共に管轄エリア內の機械シール部品の製造販売を行う企業(yè)13社に対して立入検査を行った。その結果、現場(chǎng)で5/16 「EagleBurgmann」、「GRUNDFOS」、「格蘭富」などの商標権を侵害している各規格のシール部品計200余件、パッケージ1,000余件、偽造されたラベルと合格証3萬(wàn)余件、さらに登録商標の偽造に使われていたレーザープリンター5臺を発見(jiàn)し押収したほか、事件に関係しているパソコン20余臺を押収、その被害額は659余萬(wàn)人民元となった。その後、法執行擔當者が現場(chǎng)で発見(jiàn)、押収した取引に関する手がかりをもとに、???、長(cháng)沙、岳陽(yáng)などの地を訪(fǎng)れて事件に関係している企業(yè)の調査や証拠収集を行い、偽造品の製造販売拠點(diǎn)の摘発に成功した。
検査當局は事件に関係のある企業(yè)について《商標法》第五十七條第一號、第二號、第三號が定める権利侵害行為があったとし、《商標法》 第六十條第二項の規定に基づき、権利侵害商品を沒(méi)収、廃棄し、事件に関係した企業(yè)に対して計1,034萬(wàn)9,200人民元の罰金を科したほか、犯罪の疑いがある企業(yè)6社の當事者7名について法に基づき公安機間に移送した。同事件終結後、在上海ドイツ総領(lǐng)事館と在上海デンマーク総領(lǐng)事館がそれぞれ書(shū)簡(jiǎn)を送り謝意を表した。
専門(mén)家のコメント:
當事件は権利侵害商品の製造、加工、販売などのチェーン全體に及んでおり、法執行機関による個(gè)別事件の調査?內偵から、管轄エリア內の同業(yè)種に対する集中調査、そして全國の多くの省との合同取締りにまで発展、最終的に偽造品の製造販売拠點(diǎn)の摘発に成功した。當事件は関係する地域が広範囲に及び、関係する企業(yè)や商標も多く、事情も複雑であったことから、行政の法執行部門(mén)は地域を超えて連攜し、チェーン全體での取締りを行ったほか、さらに公安機関とも緊密に協(xié)力し、行政保護の強みを存分に體現することとなった。 (江蘇商標品牌研究中心主任 徐升権)
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